売るか、残すか、貸すか。
その前に、
「状況を整理する」だけでも構いません。
相続した不動産は、
ひとりで抱え込むほど、
判断が難しくなっていきます。
まずは、今の状況を
誰かと一緒に整理するところから
始めてみませんか。
こんな心当たりはありませんか?
- 相続した不動産について、
何から考えればいいのか分からない
- 売る・残す・貸す。
選択肢は聞くけれど、
自分の場合、何が正解なのか判断できない - 今すぐ困っているわけではないから、
つい後回しにしてしまっている - 家族とも、まだきちんと話せていない
- 「何かあってから」では遅い気がして、
それでも、動けずにいる
整理するだけの相談とは?
相続した不動産の相談は、
「売るかどうか」を決める場だと思われがちです。
でも実際は、
売る・残す・貸す以前に、
整理しておくべきことがたくさんあります。
- 今の状況は、どうなっているのか
- 何が決まっていて、何が決まっていないのか
- 今すぐ決める必要があることは何か
- まだ決めなくていいことは何か
これらを一度、
誰かと一緒に整理するだけで、
次に取るべき行動がはっきりしてきます。
売却を急がせる相談ではありません。
今の段階でも、
安心してお話しいただけます。
この相談で、何が整理できるの?
- 相続した不動産の現状
(名義・場所・管理状況など) - 今、気になっていることと、
後から出てくる課題 - すぐ決める必要があることと、
今は決めなくていいこと - 売却・保有・活用など、
考え方の整理
この時点で、
売るかどうかを
決める必要はありません。
まずは、
「今の状況がどうなっているのか」を
言葉にするところから始めます。
「不動産の取引だけ」
で終わらせたくありません
不動産の売却は、
正直、取引だけを見れば
そこで終わりです。
でも、相続や実家の整理は、
取引が終わってからも、
現実が続いていきます。
売ったあと、
その判断にどう区切りをつけるのか。
家族に、どう説明できるのか。
そうした部分まで含めて、
初めて「整理」だと
私たちは考えています。
だからこそ、
売るかどうかを決める前の相談を
大切にしています。
なぜ、売る前の相談を
大切にしているのか
相続した不動産の相談を受けていると、
「何かしておいた方がいい気はするけれど、
どうすればいいのか分からない」
そんな声をよく耳にします。
私は、成年後見の相談員として、
地域でこうした相談に関わってきました。
相談の多くは、
「もっと早く整理しておけばよかった」
という言葉に行き着きます。
私自身も、
80代の伯母が転倒による入院をきっかけに、
判断が難しくなった場面を経験しました。
そのとき感じたのは、
売る・売らない以前に、
「判断できるうちに整理しておくこと」
その大切さでした。
だから私は、
売却を急がせる前に、
状況を一緒に整理する相談を大切にしています。
この相談で、得られるもの
この相談で得られるのは、
「答え」よりも、
「整理された状態」です。
これが整理されるだけで、
その後の選択が、
ずっと楽になります。
売るかどうかより先に、
「自分は、何を決める立場なのか」が分かるようになります。
ご相談者様の声
正直、最初は
「実家をどうするのがいいのか」
自分でも分からない状態でした。
子どもに住んでもらえたら、という
気持ちもありましたが、
現実的ではないことも分かっていて、
ずっとモヤモヤしていました。
すぐに売る、という話ではなく、
今の状況を一つずつ整理していく中で、
「こう扱おう」と思えるところまで
気持ちが整った感じです。
売却そのものより、
整理して手放せたことで、
気持ちに区切りがついたのが一番大きかったです。
(R・T様 60代)
今の段階でも、
相談していい理由があります
相続した不動産について、
「どうするのがいいのか分からない」
そう感じている段階でも、
相談して問題ありません。
むしろ、
何も決めないまま時間が過ぎるほど、
整理は難しくなっていきます。
売るかどうかを決めるためではなく、
今の状況を一度言葉にして、
整理するための相談です。
よくあるご質問(FAQ)
※このページをご覧になってのご相談であれば、
まだ何も決まっていない段階でも大丈夫です。